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公証方式について

翻訳会社ソリュテック受付(戸籍謄本の翻訳ガイド)
公証には公証人役場での公証と大使館や領事館での公証があります


  2月1日 公証取付料金値下げ 18,900円へ
2010年2月1日(月)より、アポスティーユ(提出先国によっては公証確認)がついた公証の取付料金を 18,900円(消費税込) に値下げいたします。
※ 料金には公証役場に納める公証料金も含まれております。 

公証方式の種類

翻訳した書類に公証を付けるには 「公証人役場での公証」 と 「大使館や領事館での公証」 の2通りの方法があります。
(注: 翻訳会社ソリュテックでは現在、前者の「公証人役場での公証」にのみ対応しております)

世の中には 「公証翻訳」 という言い方があります。 その言葉から、公証資格を有する翻訳者による翻訳と連想なさる方もいらっしゃいますが、それは誤りです。 そもそも、日本の法律では公証は法務大臣が任命した「公証人」が行うこととなっており、しかも兼業が禁止されているため、公証資格を有する翻訳者というのは存在しないのです。

では、公証翻訳とは何ぞや? と言いますと、公証翻訳とは、翻訳会社や翻訳者が翻訳を行った後に、上述の公証を行う機関に翻訳文書などの書類を持ち込んで公証してもらうという一連の作業セットを指します。

また、世の中には 「公証翻訳者」 と名乗っておられる翻訳者もいらっしゃいますが、上述のように日本の公証制度では公証資格を有する翻訳者というのは存在しないことになりますし、海外の一部の国に見られる 「公証翻訳人」 (法務に精通した政府公認の翻訳者で、大抵弁護士など法務関連の資格を併せ持つ) とも似て非なるものと考えられますので誤解しないようご用心ください。 (一部の翻訳者が 「公証翻訳者」 と名乗っていることについては、社会に誤解を与える可能性があり、不適切であると考えられます。)

(補足) 外国では、上述の 「公証翻訳人」 以外にも、翻訳者を国家認定する制度がある国があります。 (日本には、そのような翻訳者の国家認定制度はありません) しかし、その認定資格を持っているからと言って日本の制度下での公証を与えることはできませんし、当然のことながら、その資格を与える機関が定めた規定の範囲内でしか効力は発揮されません。 ですので、過大にお考えになられないようご注意願います。



公証人役場での公証 VS 大使館や領事館での公証

公証方式には、上述のように2通りの方法があるわけですが、では、これらの方法はどのように違うのでしょうか?


(効力面での違い)

弊社では、現在は効率的な問題から 「公証人役場での公証」 にのみに対応しておりますが、かつてアメリカ領事館やカナダ領事館(現在は閉館されている)での公証取付を頻繁に行っていた時期があり、両方の公証方法に精通しております。 ですので実体験ベースでの話になりますが、いずれの方法も公証されたものは問題なく 「公証済」 の書類として提出先に受理されており、よって、効力面での違いは無いと考えられます。

ちなみに、日本の公証役場で行われる公証は、日本の法律に基づいて行われるものであるため、それを海外で通用させるために外務省管轄のアポスティーユや公印確認が必要となる場合がありますが、翻訳会社ソリュテックが利用している公証役場では公証役場での公証時にそれらのアポスティーユや公印確認も同時に取り付けてもらえるため、アポスティーユや公印確認が要求されるような場合でも、翻訳会社ソリュテックからお届けする書類をそのまま提出先に提出することが可能です。 尚、大使館や領事館での公証の場合、最初から相手国のの法律や規則に基づく公証であるため、日本の外務省管轄のアポスティーユや公印確認が必要になったことはありませんでした。


2つの公証方式の違いは、効力面というより、むしろ、利便性と料金の違いにあると言って良いでしょう。


(利便性の違い)

翻訳会社ソリュテックは、前述のように、以前は領事館での公証取付を行っていましたが、現在は公証役場で公証取付を行うようになりましたが、それは、翻訳会社ソリュテックの場合、公証役場での公証取付の方が利便性が格段に良いということに尽きます。

公証役場の場合、提出先国を選びませんので、例えば、米国に提出する書類とカナダに提出する書類の2つの書類の公証を行うような場合、どうちらも同じ公証役場で公証取付が済んでしまいます。 これが、大使館や領事館で公証を受ける方式だと、そうは行きません。 提出先ごとの大使館や領事館に行かなければならず、効率が無茶苦茶悪くなります。 翻訳会社ソリュテックは戸籍謄本に限らず、登記簿謄本など様々な書類を翻訳し公証の取付を行っている関係上、往々にして同じタイミングで異なる提出先国向けの公証を行う必要が生じることがあり、そのような場合は、公証役場での公証が格段に効率的となります。 また、公証役場は比較的近くにあり、往復に費やす時間や交通費が少なくて済むこと、公証役場は比較的拘束時間が短くて済むこと、といった点も公証役場の利便性を語る上で欠かせません。

もっとも、これらの利便性については、翻訳会社ソリュテックの場合に当てはまるものであって、必ずしも他の場合に当てはまるものでもありません。 しかし、似たような結果になるという場合も少なくないのではないかと思われます。


(公証料金の違い)

公証料金については、全ての大使館や領事館にいける公証料金を調査したわけではないので絶対的なことは言えませんが、少なくともアメリカやカナダの領事館での公証と比べると、日本の公証役場での公証の方が格段に分が悪いと言えます。


(総じて)

このように、それぞれ一長一短があり、どちらの公証方式が適しているかは、それぞれの人が置かれている状況によって変わります。 翻訳会社ソリュテックの場合、公証に費やされる時間を労働費用に換算し、交通費まで加えて考えると、コスト的にはどちらの方法でも同じような結果になってしまいます。 翻訳会社ソリュテックは少ないスタッフで運営しているため、コストが同じ程度であれば、できるだけスタッフの時間が取られない方法の方が望ましいわけで、必然的に公証役場での公証取付が適した公証方法となるわけです。

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